高専生のやるべき英単語帳!英語苦手を克服するための本当に役に立つ英単語帳書評!
はじめに
こんにちは タイガです。
この記事では自分や友人の読んだ単語帳の評価を発表します。
単語はすべての学習の基礎になるので早い段階で仕上げた後に継続的にメンテナンスするようにしましょう。基本方針としては一冊の基礎単語帳と別の難解な単語帳、それから長文+勉強中に出現した知らない単語を逐次覚えていくといいでしょう。僕は単語カードを作り、結果的に2000枚程度のオリジナル単語帳が完成しました。
見方は次の通り
おすすめ・・・おすすめの本にだけおすすめを記載します。最短で学習するにはこの本だけ購入すれば十分です。ここで一気に買っておくと学習がスムーズに進みます。
良書度・・・おすすめするかは別として本の出来を
5良<---->悪1で評価します。
難易度・・・本の難易度を評価します。
5難しい<---->簡単1
対象・・・対象となる読者を評価します
書評・・・本に対する総合的な評価です。
書評
入門
(以下リンクで”英語速読・記憶講座”を検索)
おすすめ!
良書度:5
難易度:1
対象:英語学習の秘密を知って勉強効率を向上させたい人
書評:勉強を劇的に効率化する講座。既に勉強方法が確立している人も、これから勉強に本腰を入れようという人も必ず見てほしい。値段は少々するが山を登るか有料のトンネルを使うかという話で、勉強の効率を考慮すれば断然お得。本気で第一志望に合格したいならば見るべきだし落ちてもいいなら見なくてもいいだろう。ただし購入の時期には注意。これだけの講義なので1万円以下(一日働いた場合の収入と同程度)なら購入してもいいと思うがそれ以上だと少し負担が大きすぎる。Udemyは頻繁にセールを行っているのでセール時期に購入しよう。4/26現在、この講座は75% off で4400円。ここまでの割引率はなかなかないのでお早めに
おすすめ!
良書度:5
難易度:1~2.5
対象:簡単な文法書が読み終わり英語アレルギーは既にない人
書評:英単語帳として初めの一冊目に最適。文章の中で単語を覚えていくので記憶の定着がよく、同時にリーディング、リスニングも鍛えられる。序盤はこの本を基盤に勉強していくといい。かなりおすすめなのでCDも一緒に買おう。CDの方が重要なくらいだ。
おすすめ!
良書度:4
難易度:1~2
対象:英語が苦手で文法書を読んでもさっぱりな人
書評:入門単語として網羅性が非常に高く頻出単語が効率的に覚えられる。やはり速単には叶わないが、単語は単語だけで覚えたい人はまずはこれからやるとうまくいくだろう。
CD付 改訂版 キクタン【Entry】2000 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)
- 作者: アルク
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2015/11/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
良書度:2
難易度:1~1.5
対象:英語が苦手で文法書を読んでもさっぱりな人
書評:チャンツという音楽と一緒に英単語を覚えていく参考書。単語の選別はいいがチャンツは役に立たないので結果的に特徴のないただの単語の羅列になっている。これをやるならシステム英単語のほうが断然おすすめ。
基礎
良書度:4
難易度:2~4
対象:基礎単語を終え標準的な長文を読む準備をしたい人
書評:網羅性が非常に高く長く使い続けられる本。無味乾燥な本なので、単語を単語帳だけで覚えたい人にしかおすすめできない。しかし人気なだけあって確かに良書。
おすすめ!
良書度:5
難易度:2~4.5
対象:基礎単語と英文法を終え一気に勉強を加速させたい人
書評:最高。単語の選別、網羅性ともに最高級で音源の質も非常にいい。この本とCDを極めればそれだけでTOEIC700は簡単になる。絶対的におすすめできる本なのでぜひ試してほしい。新品を買えば各長文の文法説明書が添付されているので長文になれていない人でも読み進めることができる。受験の最後まで付き合うパートナーとして持っておくべきだ。
良書度:2.5
難易度:2~3.5
対象:
基礎単語を終え標準的な長文を読む準備をしたい人
書評:システム英単語と似ている。これといっていいところもないので速単を買ったほうがいいと思う。
中級
おすすめ!
良書度:4.5
難易度:3.5~5
対象:編入試験やTOEICの長文を簡単に思えるようになりたい人
書評:速単シリーズの上級編。この本の長文をしっかり読み込み音源でリスニングも鍛えれば長文に関しては向かうところ敵なしになる。単語だけでなく文章の長さや文法、内容ともに非常に優れた出来なので大変おすすめする本。ただし旧帝大を目指さない人は必修編までで十分。
改訂版キクタンAdvanced6000 (アルク学参シリーズ)
- 作者: 一杉武史
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2012/07/07
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 1回
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良書度:3
難易度:4
対象:単語は単語帳だけで終えたい人。TOEICに興味はなくリスニングを鍛えない人
書評:単語のレベル、選別ともに非常に優れた本だがチャンツ(音楽で単語を読み上げる)の効果はほとんどないのでただの単語を羅列した本と変わらない。悪い本ではないのだが速単に比べると見劣りするので特別な理由がない限り購入の必要はないだろう。
良書度:5
難易度:2.5~4.5
対象:英会話に本気で取り組みたい努力の出来る人
書評:非常に巧みに設計された単語帳。これら3つを購入し完璧に仕上げれば単語、リスニングに関してはほぼ完ぺきになる。しかし情報量が豊富であるが故に仕上げるまでにかなりの時間を投資しなければならず、また一度覚えたことを記憶に留めておくことが容易ではない。筆者自身お世話になってのでおすすめしたいのだが受験のためには最適だとは言えない。やはりここまでのレベルであれば速単+CDを3つやりこむことが最適だろう。
上級編
おすすめ!
良書度:3.5
難易度:5
対象:単語を極め長文で無双したい人
書評:キクタンは総じて単語の選別と量が素晴らしい。一般的な上級単語帳はしばしばマニアックすぎる単語やレベルの低い単語を混ぜてかさ増ししている場合があるがsuper12000は初めから最後まで完璧に選び抜かれた単語帳。このレベルを勉強したいなら一択だと思う。
良書度:2
難易度:3~5
対象:×
書評:網羅性を謳っているが単語ごとの難易度がバラバラすぎるので段階的な学習には向かない。キクタンでいいと思う。
良書度:4
難易度:4~5
対象:東大受験者で抜かりなく合格したい人
書評:東大の大学受験用の単語帳。編入受験であれば取り組む必要はないが、東大に絶対合格したくてできる準備すべてを行いたい人であればこの本をおすすめする。内容は非常に充実しており英単語をロジカルに覚えることができる。